サステナビリティ
アスカネットのサステナビリティの考え方
私たちは、心ある行動指針に基づいて、全てのステークホールダーの皆様とともに、持続可能な未来を創造し、幸せと感動を提供し続けます。
展示会視察型リーダー研修実施について
当社では、年2回管理職を対象としたリーダー研修を行っています。今回は、女性リーダー発案による「展示会視察型研修」というユニークな研修にチャレンジしました。この研修は、『社内で抱えている課題に最新の様々なツールやサービスを組み合わせることで解決策や解決へのヒントを得る』ことを目指し、当社の社外取締役であり叡啓大学教授の川瀨真紀先生に研修前のチームミーティングや研修当日のファシリテーションなど専門的なサポートを行なっていただきました。
研修内容は共通の『社内課題』を持ったメンバー2〜3人で構成された12のチームが、8月からの事前チームミーティングにより目的意識を高めた上で、2024年10月に幕張メッセ(千葉県)で行われた『IT WEEK JAPAN 2024秋』を視察し、情報収集いたしました。
研修最終日はチームごとの発表を行い、全体での情報共有やディスカッションすることで、新しい技術やツールの導入による解決だけでなく、現状の運用の見直しや他の業務への転換など新しい発見に繋げていきました。
今後はこの研修で得た知識や人脈をソリューションや新サービスに活かして、当社の「心ある行動指針」である『新しいこと・面白いことの発信基地』を作って参ります。
お焚き上げ神事のご紹介
株式会社アスカネットでは、お客様から回収したロスペーパーを丁寧にお焚き上げしております。お焚き上げとは、想いが込められたものを浄火によって天へ還す行いです。
こちらにより、形あるものを精神的な形に変え、故人への思いを天に届けることができます。
写真出力等でのロスペーパーは、弊社が年2回、京都祇園の末社である広島の安神社において責任を持って焼納させていただきます。
株式会社アスカネットは、このお焚き上げという神事を通じて、故人を偲び、新たな気持ちで次のステップへと進むお手伝いをしています。
どうぞ引き続き、株式会社アスカネットの取り組みにご注目ください。
使用済みのインクカートリッジ回収の取り組み
アスカネットは全国の葬儀会館やホール等カ所以上とネットワークで結び、年間約万件の葬儀用写真を製作しております。また印刷に必要になるインクも当事業部からご提供させていただいております。
アスカネットでは葬儀社様と共にサステナブルな取り組みの一環として、スタッフが葬儀社様を定期的にご訪問し、使用済みのインクのカートリッジを回収しております。
2023年は4,015個の使用済みのインクカートリッジを回収させていただきました。
2023年には30,858個のインクを販売させていただいておりますので、回収率は約13%になります。
回収済みのインクカートリッジは一時的に弊社で保管し、一定量に達した段階で販売元の「エプソン販売株式会社」にお送りし地球環境保全と社会貢献活動に役立てています。
インクカートリッジは一時的に弊社で保管
「数字で知るアスカネット社員」の更新
毎年、「数字で知るアスカネット社員」を更新し、インフォグラフィックで提供していますので、ご覧ください。
評価できる点としては、離職率6%(前年は8%)となっており、前年より良化し、また、厚生労働省2022年調査結果の11.9%と比べても、定着率は高くなっています。
また、有給休暇取得率は、95%(前年は93%)となっており、前年に引き続き高い水準を維持しており、有給休暇が取得しやすい職場環境となっています。
一方、課題としては、女性監督職は24人と一定数いるものの、女性管理職が3人に過ぎないということ。組織の多様性の面から、もっと充実させる必要があると認識しており、女性活躍推進プログラムの実施などの施策を進めております。
エコ画用紙帳寄贈レポート
商品に使えなくなった廃材用紙を活用したエコ画用紙帳10冊を、本社近隣の山本まごころ保育園に寄贈いたしました。
大きなサイズの画用紙帳は「いくらあっても嬉しい」と喜びのお声をいただき、園児の皆さんの元気と笑顔も大変励みになりました。
本活動は、地域の方々や子供たちに喜んでいただけたことに意義を感じるとともに、社員ひとりひとりのモチベーションにも繋がっています。今後もこのような活動を続けてまいります。
バックナンバー: 社員の「もったいないの声」から生まれたエコメモ帳
リスクアセスメントの取り組み
「リスクアセスメント」とは、作業者などの安全を確保し、危害を可能な限り低減するための安全確認方法ことです。
アスカネットでは、職場内での労働災害や従業員への健康被害を及ぼすリスクを抽出・評価し対策を施すことで、従業員の安全を守る取り組みを行っております。
職場のみんなが参加して、職場にある危険の芽(リスク)とそれに対する対策の実状を把握し、災害に至るリスクをできるだけ取り除き、労働災害が生じない職場にすることを目的に取り組んでおります。
リスクアセスメント査定シートを用いることでリスクの低減措置を行っている。
LGBTQ理解の向上を目指した社内研修の実施について
当社では、全ての従業員が自分自身でいられる職場環境を作ることを目指し、この度LGBTQに関する社内研修を実施しました。この研修は、社内SDGsプロジェクトメンバーの発案により実現したもので
、マネージャー以上の役職者を対象としたリーダー研修内で行い、講師としてon the Ground Project(運営:株式会社エニシア)の市川様をはじめ、3名の方にお越しいただきました。
研修内容として性的指向や性自認などに関する基本知識をはじめ、LGBTQ当事者の人が職場や就職活動などで直面する課題についての理解を深めるとともに、職場での実践的なアドバイスもいただきました。
LGBTQ当事者の方へ配慮した施策が、他のハラスメントを失くすことへの効果が期待できることや、病気や障害などに直面している方々への配慮にもつながるといった学びを得ることができました。
当社では、この研修を通じて、より公正で平等な職場環境の構築を目指すと共に、従業員一人ひとりが自身のアイデンティティに誇りを持って働けるインクルーシブ社会の実現に向け積極的に取り組んで参ります。
on the Ground Projectホームページ: https://www.ongroundproject.com/
スマート省エネシステム導入による環境問題への取り組み
アスカネットは2023年5月に工場のエアコンの稼働状態をセンサーで常時監視し、エアコンの室外機を自動制御することで、無人で節電する「デマンドコントロールシステム」を導入いたしました。
デマンドとは30分間の平均使用電力のことを指します。その最大デマンド値を自動で制御することで消費電力を抑え、CO2排出量を減らすことができます。
2023年5月から2024年2月までの導入実績は約9,000kwの節電が実現できており、約3,400kgのCO2排出量カットにつながっています。
これは2021年の1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量(約3,700kg)と同じくらいの排出量を抑えたことになります。
※参考:林野庁「森林はどのくらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?」
これからもアスカネットは様々な省エネルギーを意識し、環境改善に取り組んでまいります。
地元・広島のスポーツチームを応援
「広島東洋カープ」スポンサーとして2009年春に誕生した広島市民球場内に、また「サンフレッチェ広島」オフィシャルスポンサーとしてエディオンスタジアムに引き続き、2024年に完成したエディオンピースウイング広島内に看板を掲げています。また、社員にも球場・スタジアムでの観戦を勧め、「広島東洋カープ」「サンフレッチェ広島」を応援しています。
広島市民球場 (MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
エディオンピースウイング広島
広島県グリーンボンドへの投資について
アスカネットはこの度、広島県が発行するグリーンボンドに投資いたしました。
グリーンボンドとは、企業や地方公共団体等が、環境改善効果のある事業や環境保全のための事業等に要する資金を調達するために発行する債券です。
この資金によって、広島県が取り組む「漁場環境の保全」「県有施設の照明のLED化」「小水力発電所の設置に対する補助」「脱炭素化に向けたサステナブルな都市再生」に充当される予定です。
アスカネットは今後も日々の事業活動を通じて、持続可能な社会の発展に貢献していきます。
本債券の概要
- 銘柄
- 広島県令和5年度第5回公募公債(グリーンボンド・5年)
- 年限
- 5年
- 発行額
- 50億円
- 発行日
- 2023年12月20日
社会福祉施設との取り組み
アスカネットは2023年より地域の社会福祉法人が運営する福祉作業所に、製本過程の一部作業を委託しており、当社にとって重要な取引先のひとつと考えています。また、社会福祉施設で製造されたパンを社内で販売しており、就労機会の創出と活躍機会の拡大を目指しています。
就労移行支援事業所での企業説明会にも積極的に参加しており、障害のある方との相互理解を深めるきっかけづくりに取り組んでいます。
アスカネットは誰もが能力を発揮し活躍できるインクルーシブ社会の実現に向け取り組んでまいります。
作業委託先: 社会福祉法人あさみなみ 就労継続支援B型事業所アンダンテ様
企業説明会: 障害者就労移行支援事業所 LITALICOワークス様
近隣の小学生を対象とした
フォトブック&空中ディスプレイの
見学会・体験会を実施
アスカネットにて2023年8月3日(木)に初めての試みとなる本社近隣の小学生(14名)に会社の見学会・体験会を実施いたしました。
社長の松尾との質疑応答から始まり、フォトブックを作る一連作業を学び、ミシン縫いやメモ帳作成の体験をおこなっていただきました。
また、空中ディスプレイでは浮かび上がる仕組みを学びデモ体験をしてもらいました。
当社においても大変貴重な経験となりましたが、子どもたちにとっても貴重な経験となってもらえたら嬉しいです!
今後もこうした子どもたちとの交流イベントを企画してまいりたいと考えております。
SDGs認定の世界初のスポーツ×教育プログラム
「kidss」に参画
2022年1月よりワールドスポーツコミュニティ株式会社が提供するSDGs認定の世界初のスポーツ×教育プログラム、スポンサー獲得体験ができる「kidss」(https://kidss.jp/)に参画いたしました。
「kidss」を利用するキッズアスリートにフォトブックサービス「MyBook(マイブック)」の制作クーポン券を提供することでスポンサー獲得体験を支援いたします。スポーツ活動の思い出や記録を写真とともに1冊のフォトブックにしていただくことで、キッズアスリートご自身で成長を感じていただきたいと思います。「kidss」への参画を通してSDGsの以下項目の達成に貢献いたします。
「4.質の高い教育をみんなに」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」
SDGs認定プログラムの支援を通じて、豊かで活力ある未来を創ります。
NPOの広報活動支援事業
NPO法人をはじめとする市民活動団体の情報発信、広報活動を支援することを目的に、アスカネットの持つ技術(写真集等の小ロットからの作成、デザインなど)を活用し、その活動を記録する写真集や広報用のポスター、パネル等を無償提供しています。
十分な広報の手段を持たないことから、積極的かつ有意義な活動を続けているにも関わらず、まだ、世の中に広くは知られていない、さまざまな市民活動があります。アスカネットは、写真集やポスターを小ロットから作れる強みを生かし、その活動が世の中に広く知られるよう、支援をしてまいりたいと考えております。
成果物の授与
社員の「もったいないの声」から
生まれたエコメモ帳
CSR活動のひとつとして、これまで廃棄してきた、商品には使用できない印刷用紙を利用したメモ帳・画用紙帳の作成に取り組んでいます。この取り組みによって、これまで廃棄するはずだった紙が、小さなサイズはメモ帳に、大きなサイズはノートや画用紙帳に生まれ変わります。「捨てるにはもったいない」「何かに使えないか」という社員の声から生まれ、「エコメモ帳」という名前で社内に認知されています。
2010年から取り組み始め、本社近くの児童館や保育園など10数ヶ所へ配布いたしました。特に大きなサイズの画用紙帳は、「いくらあっても嬉しい」と子どもたちを中心にとても喜んでいただけています。
広島市中区「ともえ保育園」で、子どもたちに配布したときの模様
2018年度は、生産の過程で生じた用紙を活用したエコ画用紙帳を広島市内の幼稚園や保育園に配布してまいりました。その中の一つ広島市中区の「聖母幼稚園」にエコ画用紙帳30冊を贈呈し、こどもたちに使ってもらっている様子を紹介させていただきます。
広島市中区「聖母幼稚園」で、子どもたちに配布したときの模様
この活動は小さな発見からスタートした取り組みですが、社内の無駄を減らし、地域の方々や子供たちに喜んでいただけたことに意義を感じるとともに、社員ひとりひとりのモチベーションにも繋がっています。今後もこうした地道な活動を続けてまいります。
家族参観日
家族参観日は、"家族の理解があってこそ、仕事ができる"という考えのもと、「社員がどのような仕事をしているのか」「アスカネットはどのような会社なのか」を家族が知ることを目的に行いました。
今後は、工場見学できる機会を、地域近隣の学童にも広め、地域に根ざした企業活動をしていきたいと考えております。
エコキャップ運動への取り組み
社員から「エコキャップ運動をしてみてはどうか?」との改善提案が挙がったのがきっかけでエコキャップ運動を始めました。エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップをNPO法人エコキャップ推進協会へ寄贈し、そのキャップを売却した資金でポリオワクチンを途上国の子どもたちへ届けるものです。
取り組みを開始して、2024年6月までに約341,000個のキャップを寄贈しております。キャップ約800個で一人分のポリオワクチンが購入できるので、約427人分に相当するものです。今後も引き続き、エコキャップ運動に取り組んでいきます。