アスカネットのCSR活動 『第四回NPOの広報活動支援事業』 成果物授与式
株式会社アスカネット(以下 アスカネット)は、CSR活動のひとつとしてNPO法人ひろしまNPOセンター(以下、ひろしまNPOセンター)との協働で、『第四回NPOの広報活動支援事業』を行い、その事業成果としてご参加いただいた団体への成果物の授与式を開催いたしました。
この事業は、NPO法人をはじめとする市民活動団体の情報発信、広報活動を支援することを目的に、アスカネットの持つ技術(写真集等の小ロットからの作成)を活用し、その活動を記録する写真集を提供するものです。
広報の手段を持たないことから、積極的かつ有意義な活動を続けているにも関わらず、まだ、世の中に広くは知られていない、さまざまな市民活動があります。
アスカネットは、写真集を小ロットから作れる強みを生かし、その活動が世の中に広く知られるよう、支援をしてまいりたいと考えております。
『第四回NPOの広報活動支援事業』 成果物授与式
4年目の今回は、認定NPO法人フローレンス様にご活用いただきました。 そこで、代表理事の駒崎弘樹様、作成に携わった皆様にお話をお伺いしました。
- この度は、弊社のCSR活動であるNPO広報活動支援事業にご参加いただきありがとうございました。ブックの出来栄えはいかがでしたか?
- (駒崎代表)
先ずは今回のブック製作にあたりご協力を頂き、とても感謝しています。ブックの出来も素晴らしく、このように仕上げる事ができて嬉しく思っております。 - 今回は、どのような内容のブックを作成されたのですか?
- (駒崎代表)
現在自社の行動理念・指針として「フローレンスWay」を策定し、そのプロジェクトメンバーとして「Wayチーム」を立ち上げております。現在、社員数は約240名となっており、個々の社員が理念を理解し、多人数で価値を共有する事が非常に難しいと感じていたところです。
そんな中で今回のブック製作によりWay冊子を作ることで理念を形に出来たことは、これからの社内での理念共有において良かったと思っております。 また、2004年の事業立ち上げから今年で10周年の節目であり、その機会に冊子化できたこともとても良かったです。 - ブック製作にあたりプロジェクトメンバーの皆様はどのように感じたでしょうか?
- (プロジェクトメンバーの皆様)
プロジェクトチーム内で内容をどうするか、どの写真を使おうかなど活発な議論が白熱しました(笑)。 自社の理念に関してこういった意見交換が活発にできた 事はとても良い機会でした。冊子内のキャッチコピーなどもチーム皆で考えたんですよ。出来上がりにはとても満足しています。これから入ってくる人たちにも 配布して、Wayを共有する材料に活用させていただくことにしています。 - ブックを手に取ったイメージはどうでしたか?
- (プロジェクトメンバーの皆様)
理念となるとどうしても言葉のみでの伝え方に偏りがちです。ブックを開いて一通り目を通した時に「写真」で言葉をイメージ化できた事が良かったです。 サイズもハンディで持ち歩きやすく、社内メンバー皆が興味を持って手に取ってくれた。かわいらしい感じも良かったと思っています(笑)。 - 弊社のこのような活動をどのように感じられましたか?
- (駒崎代表)
単にお金や労力ではなく、会社の事業、サービスとつながっている点が、ユニークで素晴らしいと思いました。 - 最後に一言お願いします。
- (駒崎代表)
今はフローレンスにとって「組織作り」をおこなっている時期です。これには社員一人一人が「フローレンス」をしっかりと理解する必要があります。 今回のブック製作は、組織作りにおける理念共有の面で本当に良いきっかけとなりました。想いを形にするという事の大切さに改めて気づきました。今後NPOの領域で何かご協力できることがありましたら何なりと御連絡ください。