4人に1人は存在すら知らない!?
「山の日」にちなんだ登山に関する調査アンケート
2016.08.08国内最大規模のフォトブックサービス「MyBook(マイブック)」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長兼CEO福田幸雄、以下アスカネット)は、「山の日」にちなんだ登山について、全国の10~60代の男女360名を対象にアンケート調査を行いましたので、調査結果を発表いたします。
【調査背景】
今年から新たな祝日として制定された8月11日「山の日」。これまでその機会がなかった8月のカレンダーにも、ついに祝日の赤字が記されることとなりました。しかし、20年ぶりの祝日追加にしては、盛り上がり方はなんだかイマイチ。そこで今回は新たな祝日「山の日」、そして登山に対する世間の声を聞いてみました。
【調査概要】
集計期間:2016年7月18~20日
調査方法:インターネット集計
調査対象:10代~60代の男女
調査人数:全国360名
「知らない」25.3%…山の日の定着はまだまだこれから
今回のアンケートでは、約4人に1人が山の日を「知らない」(25.3%)と答え、知っているという人の中でも、山の日を「嬉しい」と答えた方はわずか36.8%という結果になりました。祝日が増えるとは言え、主婦が家事を休めるわけでもなく、学生はそもそも夏休み中。その恩恵を受けられる人の数の少なさが、この結果に繋がったのでしょうか。
山の最大の魅力はやっぱり「自然」!
誰もが一度は話題にしたことがあるであろう山派か、海派か。今回のアンケートでは「海派」(53.3%)がわずかに上回ったものの、およそ半々という結果になりました。そして山派が語る山の魅力としては、「自然と触れられる」(76.2%)、「景色がきれい」(60.7%)、「空気がおいしい」(54.8%)など、自然との繋がりが深いものが目立ちました。
1年に1度でも山に登るという人は全体の4割以下
ただしそれだけ魅力のある山でも、実際に頻繁に行っているという人は多くないようです。全体の6割以上の方が、1年に1回も山に登らないと回答しました。山に行く理由としては、森林浴やハイキングに票が集まった一方で、「写真を撮りに」(27.1%)と答えた方も多数。素敵な写真がたくさん撮れるというのも、山の大きな魅力のひとつですね。
やっぱり撮りたい山頂からの景色
そして明確に「写真を撮りに」行くというわけでなくても、山に行ったら写真を撮るという方は多くいるようです。人気の被写体は、やはり「山頂からの景色」(66.1%)。山頂からの景色は、頑張って山を登り切った者だけが臨めるご褒美。日常ではお目にかかれないその絶景を、写真として残しておきたいと考える方が多いようです。
一緒に山に行きたい芸能人はイモトアヤコが貫禄のトップ
一人で行っても、皆と行っても楽しい登山。誰と行くことが多いかという質問に対しては「家族と」(72票)と答えた方が最多でした。小さな子ども連れでの登山は厳しそうですが、小学生にもなれば富士山だって登頂可能。家族との思い出作りにもピッタリですね。そして、一緒に登山に行きたい人ナンバーワンに選ばれたのは、イモトアヤコさん(90票)でした。今芸能界の登山家といえば、真っ先に名前が挙がるイモトさん。その輝かしい登山歴を考えれば、この結果は当然ともいえるでしょう。
次に祝日が増えて欲しいのは6月!
さて、今回のアンケートを見る分には、あまり歓迎されていない様子の山の日。では世間の皆さんは、どんな日が祝日になったらいいと考えているのでしょうか。一番人気は「祝日がない6月に」(150票)。山の日が制定された今、唯一祝日のない月である6月に、という声が多くあがりました。そして2位には「これ以上いらない」(79票)という声が。意外や意外、そもそも休日が増えなくていいと考えている方も、こんなにたくさんいるようです。
次に祝日が増えるのはきっとまた何年も先のことで、その頃には山の日もすっかり定着していることでしょう。8月11日に休みが取れそうだという方は、カメラを持って山に足を運び、豊かな自然と触れ合ってみてはいかがでしょうか。
~「フォト総研」研究員 徳本雅美から~
私が「山の日」を知ったのはお友達のFacebook投稿でした。そこでは「知ってた~」「知らなかった~」というコメントの中に「いらな~い」なんていうものも。笑
私もあまり恩恵を受けない人のひとりですが、主人は学生時代ワンダーフォーゲル部だったので、この山の日を思いのほか喜んでいました。息子がもう少し大きくなったら一緒に山登りに行くんだとか。
そういえば私も昔は家族で登山に行っていました。先日、帰省時に見た昔のアルバムから山頂で撮った家族写真が出てきました。それを見てふと写真にはない出来事を思い出しました。山頂の坂道で足をくじいてしまった私を、父が最後まで背負って下山してくれたことを。
小さな子ども連れなら登山じゃなくとも、キャンプなんていうのも良いですね。山のきれいな空気の中で食事をしたり、夜は星空を眺めて夏の星座を見つけてみたり、是非それぞれの楽しみ方で自然と触れ合い楽しみたいですね!
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