~「自撮り=自分の記録」20代はおしゃれ用、30代は老化チェック?!~
「自撮り(セルフィー)」に関する調査アンケート
2015.04.07国内最大規模のフォトブックサービス「MyBook(マイブック)」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長兼CEO 福田幸雄、以下 アスカネット)は、「自撮り(セルフィー)」について全国の20代~40代の女性500名にアンケートを行いましたので、調査結果を発表いたします。
【調査背景】
米国では流行語大賞を獲得した「自撮り(セルフィー)」は、今や世界中で大ブーム。日本でも若者を中心に「自撮り棒(セルカ棒)」なる自撮り専用アイテムが流行しています。今回は、新たな写真のありかたとしてブームを巻き起こしている「自撮り(セルフィー)」事情を調査しました。
【調査概要】
集計期間:2015年3月17日(火)~2015年3月18日(水)
調査方法:インターネット集計
調査対象:20代~40代の女性
調査人数:全国500名
なぜ自撮りするの?20代は「おしゃれ記録用」30~40代は「きれいに写るため」
自撮りするときとして最も多かったのは『写真を撮ってもらう人がいないとき(120票)』でした。2位にランクインした『自分が気に入ったアングルで撮影したいとき(74票)』は、40代で多くの票を集めています。一方で、4位の『メイクやファッションを記録したいとき(61票)』は、20代では2位の理由となっており、若者のあいだでは「自撮り=自分のおしゃれ記録」となっていることがわかりました。
20人に1人は「毎日自撮り」!
毎日撮影するアラサー女子たちの目的は「老化チェック」
自撮りする頻度をきいてみたところ、『数か月に1回以下』と回答した人が69.5%にのぼりました。一方で、『毎日(4.7%)』と答えた人が20人に1人。なかでも30代の女性が多く、「お肌の確認」「老化していないかセルフチェック」という理由が挙がっています。20代の「おしゃれ記録」から、30代ではアラサー女子たちの「老化のセルフチェック」へと自撮りの目的はスライドするようです・・・。
大和撫子の自撮りの実態 自撮りは「スマホ」で「自分の記録用」に・・・
自撮りするデバイスはやはり『スマートフォン(194票)』が圧倒的に人気です。スマホで撮影した自撮り写真がどうなっているかというと『スマホ(カメラ)のなかに入ったまま(133票)』という人が大多数のようです。自撮り写真は、誰かに見せるよりも、自身の記録用として活用されることが多いようです。また、自撮りするときに気になることとしては『自分の表情(101票)』、『(散らかった部屋など)背景(85票)』、『(周囲に人がいるときの)周囲の目(79票)』という意見が挙がりました。
5%がトライ済みの自撮り棒(セルカ棒) 20代では10%以上がマイ棒をもっている!
いつの間にか街中で見かけることが多くなった「自撮り棒(セルカ棒)」。今回のアンケートでは、『持っている(2.6%)』という回答と、『持っていないが使ったことはある(2.4%)』をあわせて、5%の人が自撮り棒を使ったことがあるということがわかりました。年代別にみると、20代では10%以上が『持っている』と回答しています。今後、新たな若者のマストアイテムになっていくのかもしれませんね。
自撮りできれいに写るコツは「角度」&「光」&「表情」
自撮りするときに気を付けていることの1位は『角度(34票)』でした。3位の『表情(10票)』では、「自信がなさそうなのが一番だめだから、自信満々に!」という意見が挙がりました。その他、「補正アプリに頼る!」という人や「できるだけ遠く(近く)」という人、「何十枚も撮りまくる」というこだわり屋さんもいるようです。
自撮りマスターは、やっぱり『ざわちん』! 5位には『市川海老蔵』も?
撮りかたを参考にしたい「自撮りマスター」の1位には、圧倒的な強さを見せつけて『ざわちん(124票)』さんがランクイン。自身のイメージを自在にあやつる自撮りテクニックはマスターの名にふさわしいですね!女性が憧れる美女たちが並ぶなか、ひとり異彩を放っているのが『市川海老蔵(20票)』さん。フレンドリーなブログで親しまれている現れかも?
『フォト総研』研究員 徳本雅美から ひとこと・・・
花粉症の私はマスクが手放せず、最近ざわちんのメイク術をチェック中(笑)。
世間は自撮りブーム。桜が咲き始めた近所の公園ではスマホを使って自撮りしている人をちらほらみかけます。
私はつい「撮りましょうか?」と言ってしまいますが、アンケート結果で「自分が気に入ったアングルで撮影したいとき」という理由がランクインすることから、気軽に声をかける時代でもなくなったのかなあ…と。
さて先日、とあるフォトレッスンに参加した時のこと。自撮り棒を持っていたママさんがいらっしゃいました。『自撮りのためというか、子どもと一緒に写っている写真がないのでこれで撮るんです。』
私もそうですが、子どもと接する時間は長いのに、一緒に写っている写真は本当に少ないものです。なのでこの自撮り棒作戦は、子どもとの思い出を残すいいツールだと思いました。
ここで、フォトレッスン主宰のカメラマンさんから教わった、簡単自撮りテクをご紹介!「明るいところを見てシャッターを切る」。そうするとアイドルのように瞳の中がキラキラする“キャッチライト”の完成です^^
『フォト総研』研究員 徳本雅美 プロフィールはこちら