約7割が「いざというときのために選んでおきたい」と回答
「遺影」に関するホンネ調査
2014.5.7国内最大規模のフォトブックサービス「MyBook(マイブック)」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長兼CEO 福田幸雄、以下 アスカネット)は、「遺影」に関するアンケート調査を全国の20代~60代の女性500名に行いましたので、調査結果を発表いたします。
【調査背景】
「遺影なんて縁起でもない・・・」という思いがある一方で、どんな人にもいつか必ず訪れるお葬式。故人らしさを尊重した葬儀や埋葬のバリエーションが豊かになるなかで「自分で準備しておきたい」という人たちも増加し、終活ブームが訪れています。なかでも、亡くなったあとに自分を象徴する姿として遺るのが「遺影」。遺影に対する思いやイメージを調査しました。
【調査概要】
集計期間:2014年4月4日(金)~2014年4月6日(日)
調査方法:インターネット集計による
調査対象:20代~60代の女性
調査人数:全国500名
いざというときのために・・・約7割が『自分の遺影は選んでおきたい』派
約7割の人が『自分の遺影を選んでおきたい』と回答しました(『絶対に選んでおきたい:12.4%』、『できれば選んでおきたい:56.8%』)。
『興味がない』という意見はおよそ3割で、亡くなったあとに自分を象徴する「遺影」を自らの意思で選んでおきたい、と考えている人は、20代~60代まで年齢差なく、過半数を超えています。
実際に準備しているのは、わずか2.2%・・・
実際に遺影を準備している人がどのくらいいるのかを調査したところ、『遺影を準備している』という人は、わずか2.2%にとどまりました。「自分で選んでおきたい」と考えつつも、実行に移している人がごくわずかだということがわかります。
『まだしていないが、準備しておきたい』という回答が59.0%にのぼることからも、みなさん自分の遺影に対する関心は決して小さくはないようです。
普段着で笑顔のスナップ写真 自分らしいカジュアルな遺影が人気
準備しておきたい「遺影」はどんなものなのか、併せて調査をしてみました。
『プロに撮ってもらいたい』という人が26.6%(『プロに撮ってもらいたい:4.8%』、『できればプロに撮ってもらいたい:21.8%』)いる一方で、『スナップ写真で良い』と回答した人が73.4%と過半数。プロ写真家の技術よりも、ありのままの姿を写したカジュアルな写真が支持を集めているようです。
『普段着で笑顔の遺影(56.8%)』、『好きな場所で撮った遺影(24.6%)』、『趣味の物を持つなど自分らしさの出ている遺影(13.3%)』が好まれる一方で、『正装で真顔の遺影(5.1%)』を支持する人はごくわずかでした。日本では古くからフォーマルな遺影が多数派を占めていましたが、オリジナル志向が強まり、遺影に対する考え方が変わってきているようです。
プロフィール写真に自信があるのは、およそ4人に1人
「遺影」を準備することは非日常的ですが、SNSが浸透しているなかで、自分を象徴するプロフィール写真を選ぶ機会は決して少なくありません。調査の結果、今の自分の写真に納得している人は、およそ4人に1人の26.4%(『今の自分らしさが出ている:11.3%』、『実物より良く見える:8.1%』、『気に入っている:7.0%』)。
『自分が写っていないものを使っている(60.1%)』のなかには、プライバシーを気にして顔写真を避けている人もいるようですが、「自信がない」という意見も多く見られました。
納得のいく写真をプロに撮ってもらうならいくら出すか質問したところ、3,000円以下が過半数、5,000円以下が約9割を占めました。著名人ではない一般の人にとっては3,000円以下が相場なようですが、SNSがどんどん普及し、誰もが情報発信できるようになるIT技術の進歩に伴って、意識は今後変わっていくのではないでしょうか。
遺影写真は“預ける”時代へ 「遺影バンク」 とは?
あなた自身が選んだ一枚を預けられる「遺影バンク」は、気に入った遺影写真を生前に預けることのできるサービスです。デジタルカメラで撮影したデータはもちろん、プリント写真やUSBを郵送いただき保存することも可能です。預けておいた写真は、いざというときに葬儀社が「遺影バンク」で検索を行い、該当する写真があった場合に使用されます。
2011年のサービス開始以降、多くの方にご利用いただいています。
詳しくは公式URLをご覧ください。 「遺影バンク」公式URL:http://ieibank.com/