コラム

小さな猫男子、たいくん(3歳)と愛猫ザクロの毎日を写した優しい写真たち
―人気インスタグラマーrie_mrmtさんにインタビュー―

2017.06.26

12歳になる愛猫ザクロくんと今年幼稚園に入学した、たいくん(3歳)の日々を切り取った写真たち。
嬉しい時も悲しい時もどんな時も一緒に過ごすふたりの姿はまるで本当の兄弟のようです。
「写真はその一瞬を切り取り、その時の想いも一緒に保存できることが魅力です」と話すrie_mrmt【 @rie_mrmt 】さん。写真の魅力についてインタビューさせていただきました。


写真に対する考え方の変化


日常的にお写真を撮るようになったのはいつからでしょうか? また、インスタグラムを始めて写真に対する考え方に変化はありましたか。



「インスタグラムは6年前から利用していました。その時は息子が生まれる前だったので、ザクロの写真や普段の何気無い日常の写真をアップしていましたね。息子が生まれてからは、ザクロだけでなくさらに日常生活の中で写真を撮ることが増えました。
インスタグラムがきっかけで、こうして取材をしていただいたり、企業PRのお手伝いをさせていただいたり、ブログを始めたりと世界が広がっていきました。たまに街を歩いていて、「インスタグラムを見ています!」なんて声をかけていただくとすごく嬉しくて。そんな風にインスタグラムを通してたくさんの方に私の写真を見ていただき、「写真を撮る」ということを改めて意識するようになったのはここ最近です。
もともと、兄がカメラマンをしているということもあり、日常的に写真に触れる機会がたくさんありました。学生の頃から兄の写真集を見たり、お手伝いで撮影のアシスタントをしていたので、写真を好きになったのは兄の影響が大きいのかもしれません。」


お兄さんの影響を受け、写真の構図を決めるなど自然と感覚でわかるようになっていたrie_mrmtさん。rie_mrmtさんが撮影する写真についてお伺いしました。



「写真はすべてiPhone7Plusで撮影しています。私は作りこんだ写真よりも、ありのままの姿を写した自然な写真が好きなので、撮る時は「写真を撮るよー」という声かけやポーズをとってもらうことは極力避けています。あと、撮影をする際に特に気をつけているのは、洋服や背景の色です。それらの色味を抑えることで被写体の表情が引き立ってくるんですよね。
写真の加工は「VSCO」のアプリを使用しています。「C1」というフィルターをかけて、露出、彩度、ハイライト保存、色温度、シャープ処理などを調整しています。最近はここにシャドウティントで紫をプラスするのにハマっています。写真全体の雰囲気を統一したいので、写真の色味を調整することは欠かせません。」


たいくんの成長と共に変化した写真との向き合い方

たいくんとザクロくんの一瞬の良い表情をしっかりと捉えるrie_mrmtさん。いつもどのように撮影をしているのでしょうか?



「動き回る息子やザクロを撮影する時はいつも連写モード、iPhoneでいうならバースト機能を使っています。子どもの表情を見ながら撮影をするので画面を見ずに、撮影していたりもしますね。ザクロと息子の可愛い表情を目に焼き付けたいという気持ちもあるので、画面ではなく彼らの表情を見ることで、心なしかとても良い表情を撮影できる気がします。」


今年から幼稚園生になったたいくん。3年前と比べて写真の撮り方に変化はありましたか?



「息子が赤ちゃんの時は、常に片手にカメラを構えて良い表情になった瞬間を逃さないようにしていました。あとはカメラを構えながら変顔をしたりして…(笑)良い表情を引き出す努力をしていましたね。
今は何もしなくても自然と笑ってくれたり、おだやかな表情でいてくれるので息子の成長と共に撮り方も変化しています。」


rie_mrmtさんが感じる新しい“写真”の可能性

本当におだやかで優しい雰囲気が漂うお写真ばかりです。
そんなrie_mrmtさんにとって“写真”とはどんな存在ですか?



「育児をしていると毎日の生活に必ず変化があるのに、忙しくてその変化に気づけないまま、ものすごいスピードで一日が終わってしまいます。でも、写真を撮っているとその一瞬をしっかりと残せるんですよね。過去の写真を見て振り返った時に、あーそうだった、あの時はまだこうで、今はこんなに成長したんだな…なんて改めて子どもの成長を実感することができます。さらにインスタグラムに自分がその時感じたことをキャプションと共に残すことで、その時その一瞬感じていたことも一緒に思い出したりして…。私にとって写真とは何気無い毎日を色濃く記憶できるツールでもありますね。」


スマホで作れるフォトグッズの「MYBOOK LIFE」で今回作成された商品について教えてください。



「「box dx」を選びました。1年分の写真が入る「365」もすごく惹かれたのですが私の撮る写真は正方形にはあまり合わないので、box dxの方が向いているかなと思いました。出来上がったフォトカードは壁にガーランドのようにして飾っています。box dxはポストカードのように気軽に誰かにプレゼントできるのでいいですよね。
撮影した時系列で並べ、息子とザクロの成長の記録を並べて眺めてみると、1枚1枚に思い出が詰まっているので、感慨深い気持ちになります。注文するときからお部屋のインテリアとして飾るつもりだったので、写真のコントラストをいつもより落として被写体が主張しすぎない写真をセレクトしました。」


最後に、今後してみたいことや目標などを教えてください。



「これからも、成長をしていくザクロと息子を記録していきたいです。そして、それをいつか1冊のフォトブックでまとめられたらいいなと思っています。あと毎年、家族写真を撮影しているので、その写真10年分を1枚にまとめてお部屋に飾るのも夢です。
今回作ったMYBOOK LIFEのように、フォトカードにするのも素敵だと思いました。写真をランダムに並べて、めくるごとにその時のことを思い出して家族で思い出話をしたり…そんな楽しみ方も素敵ですよね。写真というツールを使うことで記憶を新鮮なまま保存することができます。そして、さらにそれを形に残すことで写真の楽しみ方がさらに広がりますよね。」


≫ 今回rie_mrmtさんが作った商品はこちら!MYBOOK LIFE「box dx」

(rie_mrmt)

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