わたしの愛機 ミラーレス編
「FUJIFILM X-T1」に惚れ込む理由
2015.12.15皆さんはどんなカメラを愛用していますか?
自分にぴったりのカメラを見つけることも、写真をより楽しむための大切なポイントです。
今回は、わたしの愛機 ミラーレス編としてご紹介したいと思います。
フィルムメーカーの底力を感じる「FUJIFILM X-T1」
今では“X−DNA”と言われるまでになったFUJIFILMのXシリーズ。
X-T1は、APS−Cセンサーを搭載した、レンズ交換式ミラーレス一眼。ミラーレス一眼は、一眼レフのようにミラーが入っていないので、小ぶりで機動力に優れています。X-T1もそのひとつですが、レンジファインダー風のX-Pro1に対し、X-T1は、一眼レフのようなデザインが特徴。
元々フィルムカメラが好きな私は、デジタル一眼は持っていても、ミラーレス一眼は持っていなかったのですが、このX-T1に出会った瞬間、恋に落ちたような感覚になってしまったのです。
クラシカルな格好良さがあるデザイン
直感的に操作できるダイヤル
持ち歩きにも便利なコンパクトさ
まさに一目惚れでした。そして、EVF(電子式ファインダー)が付いたことで撮影にも集中できるというところも大きなポイントです。
上記にあげたように、操作の多くをダイヤルで行うので、マニュアルカメラを使用しているような楽しさもあります。まだ、カメラに慣れていない方は難しく感じてしまうかもしれませんが、使用していくうちに愛着が湧いてくるカメラだと思います。
80年、フィルムで色作りを研究してきたからこその色再現
何と言っても「色」はFUJIFILMの強みです。フジノンレンズと組み合わせたときの描写には、ミラーレス一眼とは思えないほど惚れぼれとしてしまいます。
撮りたい瞬間を逃さないX-T1は、国内取材でも海外取材でも私の相棒となっています。
一眼レフの場合は、RAWで撮影してパソコンで現像するという流れがほとんどですが、X-T1は、JPEGで撮影をしてレタッチをしなくても十分に満足できる仕上がりになります。その理由の1つが「フィルムシュミレーション」機能。
スタンダードな「PROVIA」、鮮やかな「Velvia」、肌色再現性が特徴の「ASTIA」・・・その他にもメニューが用意されています。被写体に合わせて色や階調を選ぶ感覚は、フィルムを選ぶ感覚に似ているので、「撮る」ということを深く楽しむことができますよ。
持ち歩きのスナップ撮影にピッタリな「FUJIFILM X-T1」、オススメです。
次回は、「わたしの愛機 一眼レフ編 Nikon」をお送りします。
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