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  • 2011.02.24
  • エアリアルイメージング

空中ディスプレー(エアリアルイメージング)
事業開始のお知らせ

当社は、2011年2月24日開催の取締役会におきまして、空中ディスプレー(エアリアルイメージング)事業を開始することについて決議いたしましたので、下記の通り、お知らせいたします。

1.本事業開始の趣旨

当社はこれまで、遺影写真等画像映像のデジタル加工、通信出力を中心としたメモリアルデザインサービス事業と、デジタル写真とオンデマンド印刷の融合を目 指し、一般消費者からプロフェッショナル写真家までをターゲットに個人向け写真集の作製、販売を主体としたパーソナルパブリッシング事業を中心として、事 業展開しております。
両事業における収益拡大を目指すとともに、写真など「画像映像」の新しい表現方法を模索してまいりました。
こうした中、画像映像を空中に結像させ浮かび上がらせるという斬新かつユニークな技術を取得し、当技術を開発した技術者とともに、さらに研究を進め、新しい映像画像の表現方法として確立するべく、エアリアルイメージング(AI)事業として事業化を図ることといたしました。

当事業は、「画像映像の表現」という当社のドメインに合致し、これまでの事業とシナジーを図ることが可能であることや、様々な分野への展開が考えられ、莫大な市場が創出できる可能性があることから、チャレンジすることといたしました。
また、現時点におきましても、すでに試作等の引き合いがある状況であります。

2.本事業の概要

(1) 技術の概要
被写体からの光を、特殊な反射パネルを通過させることによって、空中に再度結像させ表示するものです。その結果、映像画像が空中に浮かんで見えることとな ります。反射パネルに独自の技法を施すことにより、高照度、高精細、高い飛び出し距離を実現しています。また、高度なパネルを使用したり、既存技術、製品 との連携などにより、3Dでの表現も可能となります。

(2) 用途としての可能性
空中に画像映像が浮かぶというユニークな技術であり、画像映像を表現しているあらゆる分野へ展開できる可能性があります。例えば、PC用ディスプレー、自動車機器、広告、アミューズメント、サイン看板などがあげられますが、これらには限りません。

3.本事業開始のために支出する金額及び内容、体制

空中結像技術に関する特許権(申請中のものを含む)等の取得に約60百万円を支出する予定です。あわせて当技術を開発した技術者を採用し、当技術者をトップとするAI事業開発室を立ち上げ、更なる研究とマーケティングを行うこととしています。

4.日程

(1) 取締役会決 : 2011年2月24日
(2) 特許権等資産譲渡契約締結 : 2011年2月24日
(3) 事業開始日 : 2011年3月16日(予定)

5.今後の見通し

すでに試作等の引き合いがありますが、2011年4月期の業績与える影響は軽微であると判断しており、当期の業績予想は現時点では変更いたしませんが、今後の業績に重要な影響が見込まれる場合には、別途お知らせいたします。

今後につきましては、3Dを含めた空中結像技術のさらなる研究、反射パネル量産化の研究、市場マーケティング、試作品の製作および提案などに優先的に取り 組んで、メモリアルデザインサービス事業、パーソナルパブリッシングサービス事業に続く当社の3本目の柱とするべく、事業化を推進してまいる所存です。

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